ボロネーゼ2
肉をぐちゃぐちゃにするマシンを買ってきたので再演です。
ふうん……。
しかしここはボローニャではない。
牛スネ肉は、フードプロセッサーで自家製挽き肉に。牛スジ肉は、下茹でして約1cmにカット。
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スネはいいんですよ。下脚部を指さして「牛のここをくれ」って言えば通じるから。しかしスジ肉とは何ですかね……。
寒風吹きすさぶ中インターネットで調べたところ,tendine だそうです。というわけで買ってきました。
どうみてもペニスなんですが,本当にこれでいいんでしょうか? 最初は肉屋のおっちゃんにからかわれたのかとも思いましたが,これがテンディーネだと言うのでしかたがありません。今日はこれが牛すじ肉です。イタリアルールは厳しいルール。
で,主の教えによると,すね肉はやって,テンディーネは切るそうです。
やりました。
あとはまあルーチンワークですね。
っていうか料理にワインを使うのよくなくて,なぜかというと料理中にがぶがぶ飲んでしまうからです。結局料理に 300ml 使った残りを全部一日で飲んでしまいました。
みなさんも昼間からベロベロになっていきましょう。ちなみに今日のワインは Chianti の poggio recencconi さんの classico 2014 年モノです。
まあスーパーで雑に買った雑なワインです。
ところでこの タリアテッレ=アラ=ボロネーゼ ですが,なんかイタリア語で書くとそれらしい感じになって良いですね。完全に騙されてますよ,それ。
しかしこのボロネーゼは失敗で,なぜかというとパスタにソースをかけてしまっているからです。タッリアテッレは太いし卵を使っててガッシリしてるので,スパゲティと違ってソースになじみません。わがままなやつなのでソースと一緒にフライパンでメタメタにしてやる必要があったのです。(あと,よく見るとグラパダを忘れています。)
というわけで翌日つくりおきソースをつかってやったのがこちらです。いいですね。
まあしかし正直なところ,テンディーネを使った意味はよくわかりませんでした。というかテンディーネは牛すじ肉ではないのでは??????
牛すじ肉を見たことのない人間がイタリアで牛すじ肉を買うと,このような異常な現象が起こります。
これは識者の見解が必要ですね……。