つくりおき.it

つくっておいたりつくられておかれたりしています

ボロネーゼ2

肉をぐちゃぐちゃにするマシンを買ってきたので再演です。

tsukurioki-it.hatenablog.com

www.gnavi.co.jp

ふうん……。

しかしここはボローニャではない。

牛スネ肉は、フードプロセッサーで自家製挽き肉に。牛スジ肉は、下茹でして約1cmにカット。

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スネはいいんですよ。下脚部を指さして「牛のここをくれ」って言えば通じるから。しかしスジ肉とは何ですかね……。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

寒風吹きすさぶ中インターネットで調べたところ,tendine だそうです。というわけで買ってきました。

どうみてもペニスなんですが,本当にこれでいいんでしょうか? 最初は肉屋のおっちゃんにからかわれたのかとも思いましたが,これがテンディーネだと言うのでしかたがありません。今日はこれが牛すじ肉です。イタリアルールは厳しいルール。

で,主の教えによると,すね肉はやって,テンディーネは切るそうです。

やりました。

あとはまあルーチンワークですね。

香味野菜を炒めて,

やって,

やって,

ワインを飲んで,

ワインをかけて,

できあがりです。

っていうか料理にワインを使うのよくなくて,なぜかというと料理中にがぶがぶ飲んでしまうからです。結局料理に 300ml 使った残りを全部一日で飲んでしまいました。

みなさんも昼間からベロベロになっていきましょう。ちなみに今日のワインは Chianti の poggio recencconi さんの classico 2014 年モノです。

www.vivino.com

まあスーパーで雑に買った雑なワインです。

ところでこの タリアテッレ=アラ=ボロネーゼ ですが,なんかイタリア語で書くとそれらしい感じになって良いですね。完全に騙されてますよ,それ。

しかしこのボロネーゼは失敗で,なぜかというとパスタにソースをかけてしまっているからです。タッリアテッレは太いし卵を使っててガッシリしてるので,スパゲティと違ってソースになじみません。わがままなやつなのでソースと一緒にフライパンでメタメタにしてやる必要があったのです。(あと,よく見るとグラパダを忘れています。)

というわけで翌日つくりおきソースをつかってやったのがこちらです。いいですね。

まあしかし正直なところ,テンディーネを使った意味はよくわかりませんでした。というかテンディーネは牛すじ肉ではないのでは??????

牛すじ肉を見たことのない人間がイタリアで牛すじ肉を買うと,このような異常な現象が起こります。

これは識者の見解が必要ですね……。